京都新聞に掲載されました。

20130621_kyotonews

京都新聞2012年6月21日木曜日
国を超え文化交流の場に
在日韓国人の男性23日、上京に画廊開設

国籍や国境を超えた文化交流を図ろうと、京都市在住の在日韓国人の男性が、上京区の河原町今出川下ルに「文化交流センター京都画廊」を23日に開設する。初回は、日韓両国の洋画家の重鎮による美術交流展を催す。若手の発表の場として貸し出すほか、朝鮮半島の文化を学ぶ市民講座なども計画している。

韓国民団京都府本部団長の王清一さん(70)=中京区。京都国際学園(東山区)の理事長を長く務めるなど在日韓国人の教育や文化振興に力を入れてきた。韓流ドラマやK-POPなどを通じ、日韓の距離は急速に縮まった。「文化をしることでお互いをよく理解し合える」。文化の力を信じる。2年前、「文化センターを作りたい」と旧知の洋画家李景朝さん(75)=大阪市=に持ち掛けた。王さんが所有するビルの一室を提供し、李さんが館長として企画運営に当たる。23日からの「日韓美術交流展」(7月7日まで、月曜日休み)には、李さんをはじめ、日本から中西勝さんや上條陽子さん、池田良則さんら、韓国から金培煕さんや厳義椒さんらの計11人が絵画約30点を出展する。

今後は日本や韓国、中国、ロシアなどの画家の作品を紹介したり、季節ごとにテーマを設けて展覧会を開く。貸し館のほか、来年3月をめどに、朝鮮王朝史やハングルを学んだり、朝鮮半島の音楽を楽しむ市民講座も予定している。
王さんは「さまざまな人がぶつかり合い、交流してこの場から新しいものを発信できれば」と話している。